街には骨盤矯正を行いますという治療院が非常に多くあります
骨盤矯正を行う所が多く、どの治療院を選んだら良いのか分からないと思いますので
私なりにこういう矯正方法はちょっと？と思う方法とその理由を書いてみます
あくまで私の考えで正しいとは限りませんが、良ければ選ぶ時の参考にして下さい
１ 足の長さの違いを骨盤の歪みの基準にしている所
その理由は私自信もそうですが、足の骨の長さが元々違う場合があるからです
私が競輪選手時代に通っていた様々な整骨院でも、右足が短いので骨盤が歪んでいると言われ矯正されてきました（私は右足の脛の骨の長さが元々短いです）
骨盤矯正を行い足の長さを揃えられましたが、歪みを矯正するのでは無くて、逆に歪みを作る事になります
足の長さを基準にする人は、右足が短いから骨盤はこの様に歪んでいると機械的に考える場合が多いです
骨盤矯正は骨盤の歪みを矯正し不調を改善する事が目的で、足の長さを揃える事が目的ではありません
２ 起こしたベッドのステップに立ち、その後ベッドが水平まで倒れ、骨盤や背骨の歪みを判断する所
これは１の理由と同じですが、足の骨の長さが違う場合、立っていると骨盤が傾くのが当然です
骨盤が傾いた状態になると、途中で背骨は反対側に曲がり、その上側で又反対側に曲がるのを繰り返し、背骨はＳ字にカーブします
その状態でベッドにうつ伏せになり動かない場合、骨盤と背骨が本来は歪んでいない場合でも、足の骨の長さが違えば、この方法で判断すると骨盤と背骨は歪んでしまうからです
３ 骨盤矯正を行うのに、左右同じ矯正方法をする所
左右非対称で歪んでいるのを矯正する訳なので、歪みを矯正するのに左右対称に動かすのは、矯正と言うよりもストレッチや柔軟体操と同じ意味になります
動きが硬く制限されている歪みは、この方法でも少しは改善するでしょうが、十分に矯正できると思えません
４ 骨盤矯正を行った後に結果を確認しない所
骨盤や背骨が歪んでいる場合、矯正を行えば必ず歪みが治っている訳ではありません
多くの場合は歪みは矯正されますが、歪みが治りにくい人もいますし、矯正方法が歪みの原因と合っていない場合もあります
多くの場合は筋肉の緊張状態が不均衡になり自然に骨盤が歪みますが、外力によって歪む場合もあります
歪んでいる状態や原因が違うので全てに合う矯正方法は無いと思います
矯正後に確かめない所は、治っているのか、治っていないが改善しているのでこの方法で数回行ってみるのか、矯正方法が合っていない場合は効果が無いので違う方法を行うかの判断が出来ません
５ 初めから矯正回数が決まっている所
歪みの原因に合った方法で行なうと多くの場合は１回で歪みが無くなります
元々歪んでいた状態に戻っていく事もありますが、最初の状態までは殆んどの場合戻りません
少し戻った場合でも２～３回行なえば歪みの無い状態を長期間保つ事が多いです
最初から骨盤矯正は何回必要ですと決まっているのは、どう考えてもおかしいと思います
※これは私の骨盤矯正に対する考えを書いただけで正しいとは限りませんが、どの様な骨盤矯正を選んで良いのか迷っている時の参考になればと思います
私も骨盤矯正を行いますが、上記には該当せずに、きちんと効果的に矯正が出来ています
歪み方から推測した部分と歪みが生じている原因が違う場合は勿論歪みは治りません
その場合は他の矯正を行い一部の例外を除いて歪みが解消しています
生理痛
又、生理痛が強い場合は骨盤が歪んでいる場合が多いです
骨盤矯正を行うと1回で生理痛が楽になったと多くの患者様に言われます
生理痛でお困りの場合は良かったら1度お試し下さい
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