頸部や腰部の脊柱管狭窄症が原因で痛みや痺れで困っているという患者様が時々来院されます。

背骨の中の脊柱管と言われる空洞が何らかの原因で狭くなり、中を通っている神経が圧迫されて起こる状態なので、普通に考えると体の外部から背骨の中の脊柱管で起こっている症状を解消するのは困難と思います。

様々な治療院で治療を行なったが、殆ど効果が無かったと言われる患者様が多いです。

しかし当院では脊柱管狭窄症の治療を行った殆どの患者様が痛みや痺れが軽減したり、歩行距離が伸びたと言われます。

ではなぜ当院では症状が軽減するかと言う事ですが、脊柱管狭窄症で神経が圧迫されている事に対して色々な治療法を総合的に行うからだと思います。

まず私が最初に行うのは脊柱管狭窄症の症状が出ている患者様の背骨が前後にずれている場合はそのズレを戻すようにします。

脊柱管の中にある靱帯の肥厚等で脊柱管の空洞が狭くなるのと同様に、背骨が前後にズレると脊柱管の中の空洞も前後にズレる結果、脊柱管の空洞が狭くなり神経の圧迫が強くなるからです。

次に行うのはハイボルト電流で筋肉を緩め、微弱電流で脊柱管内部の神経が圧迫されている部分を狙います。

(こめかみに微弱電流を照射すると、目を閉じた状態でも光が見えるので、微弱電流は骨の内側まで届いていると思います)

次に腰部の脊柱管狭窄症と頸部の脊柱管狭窄症とでは方法が違いますが、背骨の隙間から神経を狙える部分と椎間板により神経が圧迫される部分を狙ってお灸を行います。

椎間板から神経が出ている部分の圧迫は脊柱管狭窄症とは違いますが、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアが同時に起こる事は十分に考えられますし、どちらが原因で起こっている症状か判断しにくいので、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアのどちらにも有効な方法を行います。

脊柱管狭窄症の患者様の声

【10年前からの脊柱管狭窄症】

脊柱管狭窄症の痛み

ニックネーム T.S様 住所-大阪市西区 女性 年代-70歳台 職種-主婦

10年程前から脊柱管狭窄症と診断され、腰から左足がなんとも言えない痛みの為、病院で薬等を貰い飲んでいましたが全然効かなくて諦めていましたが、友達の紹介で田中先生にみてもらい、約1ヶ月ですが腰の痛みはかなり無くなった感じがします。

足の方は、まだ歩くと痛いのと、台所で立つと痛くなります。

【脊柱管狭窄症での痺れ】

脊柱管狭窄症でしびれ

ニックネーム K.I様 住所-大阪市大正区 男性 年代-70歳台 職種-無職

初めて通院した時は脊柱管狭窄症で右足がしびれて痛くて歩行困難でした。

1ヶ月の診療によってほとんど痛みもなくなり普通通り歩けるようになりました。

通院期間は1ヶ月になります。

【腰椎脊柱管狭窄が原因?のぎっくり腰】

脊柱管狭窄症 大阪市浪速区

ニックネーム M.M様 住所-大阪市浪速区 女性 年代-50歳台 職種-会社員

ぎっくり腰をきっかけに田中先生にお世話になっています。

実は私は「腰椎脊柱管狭窄」です。

手術しないと治らない・・・と言われていますが怖がりの私は手術には踏み切れず、湿布やコルセットで、その時々の痛みを我慢しています。

そのせいか?つい腰をかばうような動きをする為に筋違いやギックリ腰は、度々おこります。

今日も同じ状態になり、すがる思いで田中先生を訪ねました。

とりあえずはギックリ腰を治療する事を優先にし、その後は腰のケアをしていただいています。

背骨のゆがみを矯正していただくと、狭窄部分の神経の接触が少なくなるのか、いつもの痛み(臀部の差し込むような痛み)は緩和されています。

治らない!とあきらめるのでは無く、ケアしながら楽になる事も試してみるのもひとつかと思います。

頸部と腰部での治療方法の違い

頸部は横方向から背骨までの距離が短いのでダイナトロン950Plusを側方からも照射します。

お灸も効果的なので腰部ではお灸を行いますが、頸部ではもしお灸痕が残ると目立つので行いませんが、痕が目立っても良いと言われた時は行います。

なるべく早目にご来院下さい

以前に頸部の脊柱管狭窄症で来院された患者様は、手術の日は決まっていたのですが、腕を切り取って欲しいと思う程物凄く痛むので、”もし少しでも痛みが軽減できれば” と言われて2~3週間毎日来院された結果、手術前には痛みが完全に無くなったと言われました。

しかし、手術予定日の後は来院されていないので、結局は手術を行ったと思います。

脊柱管狭窄症の場合、神経の圧迫が強くなり運動麻痺が起きると手術を行って神経の圧迫が無くなっても運動麻痺は改善しないと言われていますので、一旦手術を行うのが決まった後では痛み・症状が軽減しても手術を中止できない事が多いと思います。

病院で脊柱管狭窄症と診断されたら症状が強くなって手術を決める前に、症状が軽い間に早目の保存的治療もお試しになり、保存的治療でどの程度痛み・症状が軽減できるのか十分確かめる時間を取ってから手術を決めるのが良いと思います。

 

大阪市西区南堀江3-12-26 田中鍼灸整骨院

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