逆効果にならないトコちゃんベルトの付け方&ズレにくい巻き方

時々出産後に腰痛、尿漏れ等が起きたと来院される患者様がいます

通常の腰痛では尿漏れは言われないので出産時の影響で骨盤が開いているのが原因と思います

その場合に患者様はトコちゃんベルトを付けている事が多いのですが、間違った位置で付けている事があります

骨盤は下方が恥骨結合、上方が仙腸関節で2個の関節で支えられています

この2個の関節の中間を閉めるようにトコちゃんベルトを巻くと、上下の関節の両方に骨盤を閉める力が加わります

しかし、この2個の関節の外側を閉めると、関節接合部が支点になり、反対側の関節を広げる力が加わる事になります

下側の目安が大転子で、太もも上端と骨盤下方の境目にある外側の出っ張りです

上側の目安が上前腸骨棘で、骨盤上端にある前側の出っ張りです

大転子に閉める力が加わると恥骨結合を閉める力になり、上前腸骨棘に閉める力が加わると仙腸関節を閉める力になります

この2個の大転子と上前腸骨棘の出っ張りの間にトコちゃんベルトがあれば良いのですが、この2個の関節部分の外側に閉める力が加わると反対側の関節を広げる力が加わるという事になります

下側の大転子のさらに下を閉める方はあまりいないと思いますが、上側の上前腸骨棘のさらに上側を閉める方は時々います

特にウエストとヒップの差が大きく、ウエストに向かって上側が狭くなる角度が大きい女性の場合、動いているとすぐ上方にトコちゃんベルトがズレてしまいます

そうなると、恥骨結合を広げる力が働き、逆効果になってしまいます

上下どちらの関節が広がるのも良くないと思いますが、特に下側の恥骨結合の方が出産時により広がり易いと思いますので、関節を広げる力の影響が大きいと思います

ではどうしたら良いかという事ですが、動いている間に上方にズレルので、少し下側寄りに巻いておくのが良いのではないか?と思います

具体的にはトコちゃんベルト下端が、大転子に少しかかり、トコちゃんベルト上端が大転子と上前腸骨棘の間に来るように閉めるのが良いと思います

それでも動くと徐々に上方にズレると思いますので、位置を確認してズレていたら閉め直すのが良いと思います

次にズレにくい巻き方ですが、

1つ目のポイントは巻く時の引っ張る強さを変えない事が大事です

後ろ側だけ、横側だけ、前側だけとかを強く引っ張り、他の部分と引っ張る強さが違うと、長時間巻くと動いている間に徐々に弱い方から強く引っ張っている方に寄っていきますので、ズレやすくなります

最初に端を持って引っ張って後方から巻くと思いますが、最後まで引っ張る強さを変えずに巻いて下さい

※私が産後の骨盤矯正を行う場合は、施術にズレにくいゴムのベルトを使い圧迫をあまり感じないように骨盤を閉める為に、逆に横方向は沿わせる感じで引っ張らずに前後だけ強く引っ張りますが、トコちゃんベルトでこういう巻き方はズレますので行わないで下さい

2つ目のポイントは、トコちゃんベルトが行きたい方向に行かせてあげる事です

横はここの上を通して前はここの上を通してと巻いている途中でご自分で方向を変えて巻くと、動いている間にトコちゃんベルトがズレやすくなりますので、無理に方向を変えずにトコちゃんベルトが自然に行く方向に巻いた方がズレにくいです

3つ目のポイントはズレにくい下着の上に巻く事です

ツルツルで滑り易い下着の上に巻くとズレ易いです

行う人は無いと思いますがシャツの上に巻くとシャツが上にズレていくのは当然です

トコちゃんベルトを巻くのは面倒だと思いますが、そんなに長い期間では無いと思うので頑張って下さい

 

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